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ある日の藤宮家のこと

 

プルルルプルルル

 

藤宮「もしもし?藤宮ですけど…」

 

山岸「あ〜香織ちゃ〜ん。私だよ〜」

 

藤宮「あ、やっぱり沙希ちゃんだったね♪」

 

山岸「やっぱりってなんでわかったの〜?」

 

藤宮「いつもこのくらいの時間に電話くれるでしょ?」

 

山岸「あ〜そうでした〜。それでですね〜今日はとあるお誘いをしたくて電話したんだよ〜。」

 

藤宮「お誘い?」

 

山岸「あのね〜、ママから遊園地のプールの券をもらったので今度の月曜日に一緒にいきませんか〜?4枚あるのでこの前花火大会に行った男子2人も誘って〜」

 

藤宮「プール?それって市民プールとかじゃなくて?それに藍ちゃんや舞子ちゃんは誘わなくていいの?」

 

山岸「それよりもっと大きくていろんな楽しいプールがたくさんあるんだよ〜♪藍ちゃんと舞子ちゃんは田舎に行ってたり旅行に行ってるとかで予定が合わなかったので〜」

 

藤宮「すごい!楽しそうだね♪そっかぁ。じゃあ、長谷くんには私から連絡しておくね!桐生くんは長谷くんにお願いした方がいいのかな?」

 

山岸「桐生くんは香織ちゃんに連絡する前に課題のことで電話がきてその時に話して承諾してもらえたので大丈夫だよ〜♪相変わらずめんどくさいとか言ってたけど〜」

 

藤宮「そうなんだ!桐生くんって沙希ちゃんのことすごく気にかけてくれてるよね♪じゃあ、私が長谷くんに連絡すれば大丈夫かな?」

 

山岸「うん、それで大丈夫だよ〜待ち合わせは駅前に朝8時だけど大丈夫かな〜?」

 

藤宮「あ、うん、その時間で大丈夫だよ♪長谷くんも来てくれるといいなぁ。」

 

山岸「長谷くんならきっと大丈夫だよ〜!それじゃ今日はそろそろ寝ますね〜。香織ちゃんおやすみなさい〜」

 

藤宮「そうかな?そうだといいな♪あ、うんおやすみ沙希ちゃん。」

 

藤宮「よし、じゃあ長谷くんにも電話っと。」

 

ブーッブーッ

 

長谷「ん?着信?って藤宮さんからだ!え、えっともしもし?藤宮さん?」

 

藤宮「あ、長谷くん?今時間大丈夫かな?」

 

長谷「ぜ、ぜんっぜん大丈夫!むしろ暇だったから!」

 

藤宮「よかったぁ。あのね今度の月曜日に遊園地のプールに行くんだけどよかったら長谷くんもどうかな?」

 

長谷「藤宮さんとプール!?いく!いくよ!」

 

藤宮「ありがとう♪沙希ちゃんと桐生くんもいるんだけど大丈夫かな?」

 

長谷「あー、やっぱりそうですよねー。うん、大丈夫だよ。」

 

藤宮「ん?えっと、それで待ち合わせは駅前に朝8時だからよろしくね!」

 

長谷「あ、うんわかったよ!ありがとう藤宮さん。」

 

藤宮「うん♪またみんなで遊びに行けるなんて本当に嬉しいな〜♪遊園地のプールとかも行ったことないからすっごく楽しみなんだ!」

 

長谷「そっかそっか!俺も楽しみだよ!(海の時は見れなかった藤宮さんの水着も見れるし)」

 

藤宮「うん♪じゃあ、私はそろそろ寝るね、おやすみなさい!」

 

長谷「あ、こんな時間だしね。おやすみ藤宮さん。」

 

******

 

長谷「くぅ〜〜!藤宮さんとプールとか楽しみすぎる!念願の藤宮さんの水着も見れるし!どんな水着なのか楽しみだなー!あ、そうだ!浮き輪とかも出しておかないとな!」

 

ゴソゴソゴソゴソ

 

長谷「お、いいのがあった!これ昔のなんかのキャラクターにいた気がするけどまぁ、いいか。よし、俺もそろそろ寝ようかな。おやすみなさーい。」

 

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そして、プール当日がやってきました。

私が待ち合わせ場所に行くと…

 

藤宮「おはよう、長谷くん!また長谷くんの方が先に待っててくれたんだね♪桐生くんはまだ来てないんだ?」

 

長谷「おはよう、藤宮さん!やっぱり待たせたら悪いしね!将吾は山岸さんのとこによるって言ってたから山岸さんとくるんじゃないかな?」

 

藤宮「そうなんだ!沙希ちゃん寝坊でもしちゃったのかなー?あ、沙希ちゃんと桐生くんだ!」

 

山岸「香織ちゃ〜ん、おはよ〜。待たせちゃったかな?」

 

藤宮「おはよう、沙希ちゃん♪私もさっき来たところだから大丈夫だよ!桐生くんもおはよう!」

 

桐生「おはよー。ったく朝からこいつんちに電話したら今日がプールの日だって忘れてて今起きたとか言ってたから迎えにいってやったけど準備全然できてなくて間に合うかひやひやだった。」

 

山岸「桐生くん、ありがとうございます〜おかげで助かりました〜」

 

桐生「別に…今度からはちゃんと準備くらい前日までにしとけよ。お前から誘って来たんだし。」

 

山岸「えへへ〜、了解しました〜」

 

長谷「よし、じゃあ、みんな揃ったし行こうか!」

 

藤宮「うん♪」

 

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電車に乗って移動して駅を降りるとすぐに遊園地の入り口らしきものが見えました。

 

山岸「着いた着いた〜ここだよ〜」

 

藤宮「うわぁ、もう並んでる人もいるんだね〜」

 

山岸「そうなんだよ〜結構人気みたいで開園前から並ぶの普通らしいよ〜」

 

長谷「じゃあ、俺たちも並ぼうか?」

 

桐生「並ぶとかめんどくせー。あ、俺コンビニ行くから先並んどいてくれ」

 

長谷「めんどくさいとかゆーなよ。おう、わかった。じゃあ先に並んどくな!」

 

そんなわけで桐生くんはコンビニに行ったので私と沙希ちゃんと長谷くんの3人で先に並ぶことにしました。

 

藤宮「ここってどんなプールがあるのかな?」

 

長谷「ちらっと調べた感じだと流れるプールに波のプール、ウォータースライダーとかもあるみたいだよ!」

 

山岸「あとは確か遊園地の乗り物も水着のまま乗れるとママが言ってたような気がします〜」

 

藤宮「そうなんだ♪すごい楽しみだなー!プールは学校か市民プールしか行ったことないし更に遊園地も楽しめるなんて♪」

 

長谷「俺も来るのは初めてだし楽しみだな!あ、将吾帰ってきた!しょーごー!」

 

桐生「そんなに呼ばなくても分かるって。はい、これ。中で買うと高いだろうからお茶買ってきた。どうせ藤宮が水筒持ってきてるだろ?」

 

藤宮「わぁ、ありがとう桐生くん!あ、うん水筒はみんなで飲めるようにって大きめのを持ってきてるよ!お弁当は作りたかったんだけどお母さんがずっと外にいるなら痛むの早いし折角だから中で好きなの食べなさいって言われて作って来られなかったんだけど…」

 

山岸「香織ちゃんのお弁当食べられないのは残念だけどこういうところで食べるラーメンとかってすっごく美味しいんだよ〜♪」

 

藤宮「そうなんだ!また楽しみが増えたな♪」

 

長谷「あ、そろそろ開園するみたいだよ!」

 

山岸「本当ですね〜。あ、そうだ荷物置いたり休憩する場所をちゃんととっておかないといけないんでした〜。桐生くん私と一緒に走って場所とり行きましょ〜」

 

藤宮「でもそんなに急がなくても場所ならたくさんあるんじゃ?」

 

山岸「日陰じゃないと暑くて辛いから場所とりは楽しめるかどうかの大事なものなんだよ〜!ほら桐生くんはやく〜」

 

桐生「あー、はいはいわかったから。んじゃ俺たちは先に行ってるから長谷と藤宮ゆっくりきな。」

 

長谷「あ、うん。でも場所わかるかな?」

 

藤宮「みんなが行くほうに一緒に行けば大丈夫じゃないかな?ほら行こう♪」

 

そうして沙希ちゃんと桐生くんは先に行ってしまったので私と長谷くん2人で遊園地の中を見ながらゆっくり行くことにしました。

 

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長谷「なんか昔ながらの遊園地って感じだね!」

 

藤宮「そうだねー。初めてくるはずなのになぜか懐かしい感じもしちゃうな!」

 

長谷「藤宮さんは遊園地には来たことあるの?」

 

藤宮「小学生の頃に家族とならあるけど小さかったからあまりたくさんの乗り物は乗れなくて残念だった記憶があるかな」

 

長谷「じゃあ、今日は藤宮さんが乗りたい物全部乗っちゃおう!」

 

藤宮「いいの!?ありがとう、長谷くん♪あのね!私…ジェットコースターっていうの乗ってみたいの!」

 

長谷「いえいえ!ジェットコースターかぁ!あれはいいよね♪俺好きなんだ!藤宮さんもきっと楽しめると思うよ!」

 

藤宮「そうなんだぁー。テレビとかでみんな楽しそうだなって思って見てたから乗れるのすごい楽しみ!」

 

長谷「なら今2人で先に乗っちゃう?…ってまだ乗り物動いて無いね。」

 

藤宮「それに沙希ちゃんと桐生くんを待たせたら悪いよ。」

 

長谷「そうだね!それにもうついたみたいだし!」

 

藤宮「あ、本当だね!じゃあ、更衣室はこっちかな?沙希ちゃんたちもいた!沙希ちゃーん!」

 

山岸「香織ちゃ〜ん!いい場所ちゃんととれたよ〜♪」

 

藤宮「ありがとう沙希ちゃん♪桐生くんもありがとう♪」

 

桐生「別に…こいつに手伝わされただけだし。」

 

山岸「でも私より桐生くんが率先して走ってくれてそのおかげてすごくいい場所がとれたんですよ〜♪あの時の桐生くんかっこよかったな〜」

 

桐生「ばっ…山岸と藤宮が熱中症になったら困るしと思って。」

 

藤宮「ありがとう桐生くん!」

 

山岸「ありがとうございます、桐生くん♪」

 

桐生「お、おう。」

 

長谷「なんだよなんだよ。将吾ばっかりさー。」

 

藤宮「じゃあ、着替えに行こっか!」

 

山岸「うん!ではではまた後ほど〜」

 

私と沙希ちゃんは女子更衣室へ長谷くんと桐生くんは男子更衣室へ向かいそれぞれ水着に着替えました。

 

そして着替え終わってプールで場所とりしてもらったところに必要なものだけ持って到着です。

 

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山岸「お待たせしました〜♪」

 

藤宮「お待たせー♪」

 

長谷「あ、藤宮さん山岸さん!っておぉ!可愛い!」

 

藤宮「そ、そうかな?ってまだパーカー羽織ってるだけだよー」クスクス

 

長谷「え?あ、そうだったね。でもそのパーカーも耳が付いてて可愛いね!」

 

藤宮「そうなの♪実はこれ沙希ちゃんとお揃いで買ったんだ♪私がうさ耳で沙希ちゃんが猫耳なんだよ♪」

 

山岸「猫耳ですよ〜にゃぁ〜ってね〜♪」

 

藤宮「うさぎだと…ぴょんぴょん?」

 

長谷「なにこの可愛すぎる生き物達!将吾もそう思うよな?」

 

桐生「お、俺にふるなよ。ま、まぁいいんじゃねーの?///」

 

山岸「あ〜桐生くんが照れてる〜」

 

桐生「うるせぇ!ほら荷物おいたら泳ぎに行くぞ。」

 

長谷「あ、おれ浮き輪みたいのあったから持って来たんだった!それに空気入れてから行く!」

 

山岸「あ〜私も浮き輪持って来てるので長谷くん空気入れお願いしてもいいですか〜?」

 

藤宮「あ、長谷くん私も一緒に行くよ!」

 

長谷「ありがとう、藤宮さん!じゃあ、お願いしようかな。」

 

藤宮「うん♪じゃあ沙希ちゃん、桐生くんちょっと行ってくるね!」

 

山岸「いってらっしゃ〜い」

 

私と長谷くんで浮き輪の空気入れに行きました。

口で膨らますのかと思ったら今は空気を入れる機会みたいのがあるみたいでそれで入れていてすごいなって思いました。

 

そして無事に空気を入れ終わりました。

 

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山岸「おかえり〜。って長谷くんの持ってるやつなに〜?大っきい金魚?」

 

長谷「あーこれ?なんか家にあったから持って来たんだけど俺もよくわかんないんだよねw」

 

桐生「取手付いてるし普通に乗るんじゃねーの?」

 

山岸「そうなんだ〜なんか面白そうだね〜」

 

藤宮「あ、あの長谷くん!」

 

長谷「ん?どうしたの?藤宮さん。」

 

藤宮「その金魚さん私使ってみてもいいかな?その…なんか楽しそうって思って…」

 

長谷「全然いいよ!はい、どうぞ。」

 

藤宮「ありがとう、長谷くん!じゃあ、そろそろプール入りに行こうよ!」

 

山岸「なら最初は流れるプールに行こう〜」

 

桐生「その前にパーカーは脱いだ方が良いんじゃねーの?パーカーまで濡らしたらまずいだろ。」

 

山岸「あ、そうでした〜。んしょんしょっと。香織ちゃんも脱がないと〜」

 

藤宮「あ、そうだね!なんか忘れちゃってたよー。んしょっと。なんか水着だけだとちょっと恥ずかしいな…」

 

長谷「おぉー!藤宮さんの水着!すごく可愛いよ!うん、とっても似合ってるし!」

 

藤宮「そ、そんな…恥ずかしいよぉ///でもありがとう長谷くん。」

 

長谷「えっ///あー、なんかごめん。でもすごく可愛くてつい…」

 

藤宮「えへへっ。ありがとう♪」

 

桐生「早くプール入りたい。」ボソッ

 

山岸「桐生くん、私の水着はどうですか〜?今年新しく買ったんですよ〜」

 

桐生「その…まぁ、なんだ。普通に似合ってるよ。」

 

山岸「えへへ〜ありがとうございます〜♪じゃあ、そろそろ行きましょう〜」

 

こうしてやっと(?)プールに向かいました。

最初は流れるプールです。

初めてだからすっごく楽しみだなぁ♪

 

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長谷「よし、じゃあここから入ろうか?」

 

藤宮「そうだね!えっと…これってどう使ったらいいんだろう?」

 

桐生「普通に上に乗ればいいんじゃね?」

 

藤宮「あ、そっか。んしょんしょ、難しいなぁ。長谷くん先に入って抑えて置いてくれないかな?」

 

長谷「あ、うんわかったよ!…よし、いいよ藤宮さん!」

 

藤宮「よし、いくよー!えいっ!…やったぁ♪上手く乗れた♪あとはここの取手を離さないようにしてっと。でもこれでどうするの?」

 

山岸「流れるプールだからそのままでも勝手に流れてくれるんだよ〜。私も浮き輪に捕まって流されてるだけだしね〜」

 

藤宮「なるほどー!なんか面白いね!自分で泳がなくても前に進んじゃうなんて♪しかも視界が高いから見渡せちゃう♪」

 

山岸「後で私もその金魚さん乗ってみたいな〜♪」

 

藤宮「うん、いいよ!…ってこれ私のじゃなかったね。長谷くん、次は沙希ちゃんに使わせてあげてもいいかな?」

 

長谷「あ、うん。全然いいよ!俺はあんまり使うつもりは無かったしね!」

 

山岸「ありがとうございます〜♪じゃあ私の次は桐生くん使いますか〜?」

 

桐生「俺はいいよ。お前らで使って楽しんでおけば。」

 

山岸「えぇ〜、桐生くんがこの金魚さんに乗ってる所見たかったのになぁ。」

 

長谷「将吾があの金魚に…ぷっ、くふふっ。」

 

桐生「おいこら、長谷。なに想像してる。俺は絶対乗らないからな。」

 

藤宮「私もちょっと見てみたかったんだけど残念だな…」

 

長谷「ほら藤宮さんも言ってるよ将吾?」

 

桐生「うっ…長谷、お前はぜってー笑うだろ!そんなやつはこうだ!」バシャ

 

長谷「うぷっ、やったなー将吾。お返しだ!えいっ!」バシャ

 

山岸「わわわっ。私もかかっちゃいました〜。でも冷たくて気持ちいいですね〜♪よし、私も〜えい〜」パシャ

 

藤宮「ひゃあ!つめたーい!えっと私もお返しだぁ!それっ!」パシャ

 

そんな感じで楽しく遊びながら流れるプールを満喫しました。

 

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藤宮「流れるプール楽しかったね〜♪」

 

山岸「金魚さんの上もとてもよかったです〜♪後でまた乗らせてくださいな〜」

 

長谷「うん、いいよ!」

 

桐生「次はどうする?」

 

藤宮「あ、私あれが気になるな!」

 

長谷「あれ?ってウォータースライダー?」

 

藤宮「そう!ウォータースライダーっていうのかな?大きな滑り台みたいなの!すっごく面白そうな感じだし行ってみない?」

 

長谷「そうだね、次はそれに行こうか!」

 

山岸「いこういこう〜♪」

 

桐生「ウォータースライダー…か…。」

 

そんなわけで次はウォータースライダーというのに行くことにしました。

人気なのかかなり人も並んでいたけどおしゃべりしながらだと時間も過ぎるのが早くてあっという間に私達の番がきました。

 

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藤宮「次はいよいよ私達の番だね!うわぁ、結構高いんだなぁ。」

 

山岸「私これ結構好きで毎回2回は絶対滑るんだ〜♪」

 

長谷「そうなんだ!山岸さんってこういうの苦手な方かと思ってたけど。」

 

山岸「高くて早いのは好きですよ〜。普段の私はのんびりしちゃっているのでこういうので早くなれるのがなんか気持ちいいのです〜」

 

桐生「人は見かけによらないものだな…」

 

藤宮「ん?桐生くんなんか顔色が悪そうだけど大丈夫?」

 

桐生「あ、あぁ。大丈夫だ。」

 

長谷「将吾はこういうのどっちかというと苦手だからなー。」

 

桐生「うるせぇ。別に苦手じゃねぇよ。俺先に行くぞ。」スイー

 

山岸「じゃあ、次は私行くね〜」スイー

 

藤宮「よし、じゃあ私先行くね!」スイー

 

長谷「最後は俺か。いくぞー!」スイー

 

初めてのウォータースライダーは水が冷たくて気持ち良くて早くてなんかあっという間に終わってしまいました。

あ、でも最後に落ちる時鼻にお水が入っちゃって少し痛かったかな。

 

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藤宮「ぷはぁ!これ楽しいねー♪最後にいきなり落ちたのはびっくりしたけど鼻と目をちゃんと塞いでおけば大丈夫だと思うし!」

 

山岸「でしょでしょ〜♪香織ちゃんも好きになってくれて嬉しいよ〜!ね、もう一回行かない?」

 

藤宮「うんうん♪もちろんだよー!長谷くんと桐生くんはどうする?」

 

長谷「俺はいくよ!将吾は…」

 

桐生「俺はパス。先に戻ってるわ。」

 

山岸「わかりました〜。じゃあ、香織ちゃん、長谷くん行きましょ〜」

 

藤宮「うん♪じゃあ、桐生くんまた後でね!」

 

桐生「あぁ。」

 

こうして桐生くん以外の私達3人は2回目のウォータースライダーを楽しみました。

2回目は最後もちゃんと準備できたし全力で楽しめて良かったな。

 

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山岸「何回滑ってもいいものですな〜」

 

藤宮「本当だね♪まだまだ滑れちゃいそう!」

 

長谷「でも、将吾も待ってるしそろそろお腹空いたから戻ろうか?」

 

藤宮「あ、もう12時過ぎてたんだね!確かに私もお腹空いたしお昼ご飯食べよっか♪」

 

山岸「うん!」

 

そして私達が桐生くんが待ってる場所に戻ると…

 

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桐生「お、来たか。」モグモグ

 

長谷「待たせて悪かったな。…ってなに食べてるんだよー!ずりぃ!」

 

桐生「なにってポテトだけど?食うか?」

 

長谷「食うか?じゃなくてなに先に食べてんだよー!まったくマイペースなやつだな相変わらず。」

 

藤宮「まぁまぁ。私達も買いに行こう!」

 

山岸「ご飯〜ご飯〜♪」

 

長谷「そうだね!藤宮さん達はなに食べたい?」

 

山岸「私はラーメン食べたいです〜」

 

藤宮「私はどんなのあるか分からないし見てから決めようかな!」

 

長谷「よし、じゃあ買いに行こうか!」

 

藤宮「うん♪」

 

売店に到着です。

 

藤宮「いろいろあるんだね〜!あ、私うどんにしようかな♪きつねうどん一つくださーい!」

 

山岸「しょうゆラーメン一つくださ〜い」

 

長谷「俺はどうしようかな。あ、焼きそばにしようっと。焼きそば一つくださーい!」

 

みんな各自買いたい物を買って戻って来ました。

 

桐生「おー、おかえり。」

 

長谷「ただいまー。そういえば将吾はポテト以外は食べなくていいのか?」

 

桐生「お前らがウォータースライダー滑ってる間にチャーハン食べた。」

 

長谷「ちゃっかりしたやつだなぁ。」

 

藤宮「なら私達も食べちゃおっか!」

 

山岸「そうですね〜、いただきま〜す。」

 

長谷「いただきます!」

 

藤宮「んんー!美味しいね!花火大会の時もそうだったけど外でこうして食べるといつもより美味しく感じちゃうのはなんでなんだろうね?」

 

山岸「きっと楽しいからだよ〜♪」

 

藤宮「そうだね♪」

 

そんなこんなで楽しくおしゃべりしながら美味しいうどんを食べました。

 

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長谷「みんな食べ終わったかな?」

 

藤宮「うん、食べ終わったよ!」

 

山岸「じゃあ、次は波のプールに行こうよ〜」

 

藤宮「波のプール?」

 

長谷「海みたいに波があるプールがあるんだ!こっちだよ!」

 

藤宮「そうなんだぁ!あ、長谷くん待って〜」

 

桐生「この金魚は…いらないか。俺たちもいくぞ、山岸。」

 

山岸「はぁ〜い。」

 

桐生「お前はちゃっかり浮き輪装備してるんだな。」

 

山岸「深い所はやっぱり怖いので〜」

 

桐生「そうかよ。」

 

波のプールに到着です。

 

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